タライ班A「最近、出番ないっすねーアニキ」
タライ班B「あいつ、全然外さねーんだもん」
タライ班A「なんであいつあんなに引っかけに
かからないんすかねー」
タライ班B「ひねくれてんだろ。この間なんて
珍しく可愛いねーちゃんが来たし
張り切ってスタンバってたのに」
・・・バチン!
永磨「ん?外したか。
虫みたいなのがいた気がしたんだ」
芋三「虫ですか!無視しちゃダメです!
スプレースプレー」
永磨「芋っち!いたのかよ!
ってさり気なく薔薇絵ギャグ」
揚羽「あれぇ?芋っち。ここに口紅ついてる」
芋三・永磨「え!えっ?」
揚羽「うっそぴょ〜んって、何その反応〜。
やましいことでもしてたのかなぁ?」
麗蘭「お前ら!仕事!」
今日も平和だ
ってあの二人あれなんだよなぁ
マジで想像できねーなw
水凪が開けた箱には
大量の偽札が詰まっていた
真っ黒な証拠だ
そして芋づる状に余罪が明らかになり
比蘭商会は追放されたが、
肝心な比蘭は逃亡して指名手配されたようだ。
そして俺たちは水凪発案で39同盟を名乗って、
おっさんの家を拠点に
ボチボチ悪党退治をしていく感じになった
9-1
永磨「39〜」
ガチャッ
グランツ「永磨さん!お疲れ様です」
グランツのことは後から聞いたが
働く会社が比蘭商会の下請けで
嘘の取引に騙され破産に追い込まれたようだ
永磨「グランツ。笑うようになったな」
グランツ「ここは居心地が良いですね」
永磨「俺もだ。何作ってんだ?」
グランツ「名付けて!びっくりしすぎ箱です」
永磨「面白いな。
威力がかなりあるびっくり箱だよな?
悪党の撹乱に使えそうだ」
39〜
ガチャッ
水凪「源さんから手紙です」
・・・手紙?
お前達に有益な情報を探してくる
しばらく旅してくる
永磨「おっさん、1言くらい言って行けよなー」
グランツ「源さんそういうところ
ありますよね」
水凪「そういえばグランツさんって
外国の方なんですか?」
グランツ「そんなところです。
僕は異世界から来ました」
9-2
永磨・水凪「えーー〜〜!?」
・・・ヤバい。アゴ外れる
ってグランツよ。外国と異世界は大違いだよ
永磨「えっと、何から聞けばいいんだ?
どうやって来た?」
グランツ「開発をしていた空間転送装置です。
僕の世界は文明が発展していて、
ワープ的なことを研究してました」
「普及するにはまだまだで
試作品を作っていて、
ある日事故でプログラムが勝手に
作動して、ここに飛びました」
「正確には飛ばされた?ですかね。
僕嫌われてたんで、
キーワードを打った瞬間
遠いところに飛ぶように
設定されてたんだと思います」
水凪「もしかして!キーワードって
サッパリピーマンワケワカメ
ナカミハサンゴシオコショウですか?」
グランツ「え。何で知ってるんですか?」
永磨・水凪「えーー〜〜!?」
永磨「アレだな」
水凪「アレですね」
華恵「人質事件が発生したみたいよ!」
永磨「近いな。行くか!
グランツ、続きまた聞かせてくれ」
グランツ「はいっ」
完