KY

川田結菜私の名前だ

KYそれは「空気読めない」の略称であり
一般的には嫌われるマイナスステータスだ

私はKYだ。昔からずっとKYであり
社会に馴染めたことは1度もないが
社会に出ている
名前からKYだ

KYにも種類があると思う。
大きくは
自覚があるかないかで
私は後者だ

空気というものはわからんでもないが
空気の守り方がわからない

普段の職場は基本3つくらいの
空気という異空間が存在している

悪口空気
恋愛空気
ヲタク空気

どれかに属さないと
孤立する運命をたどる

はっきり言ってどの空気も興味がない

よく会話をする一見良い職場なのだが
だからこそ逆に私は馴染めない

空気というものは
平等に吸う権利があるのではないのか?

何故、私は普通に生活をしているのに
こんなに息苦しいのか?

別に私からその異空間を
壊しに行くわけではない
むしろ関わっていないのだが
急に振られた時に基本聞いてないし
受け答えに困る

そこでうまく応答ができないと
KYシールを勝手に貼られる

KYはいかに生きるべきなのか
あなたなら、私とどう接する?
それとも、私と接する事自体が
周りから見たらKYだから
接しない?
面倒くさいから見て見ぬ振りをする?

あ〜
空気清浄機が欲しい
この場の空気を今すぐフラットにしてほしい

この場にはもう一人KYがいる
京田義博
この人は、自分がKYと自覚がないKYだ

ただ明るいタイプではある
基本声がデカくて私が聞いててもわかるような
場違いなことをする

いや、もしかして
この人、空気清浄機?
私が居づらそうなのを見兼ねて
わざと空気ぶっ壊してる?

そんな妄想を膨らませながら
少しKYの見方を変えてみた